ごあいさつ

季節の移り変わりを、
肌で感じてほしい!
そのことが、
子どもたちの豊かな将来につながり、
素敵な幼稚園時代があったからこその、
素敵なひとになってほしいと願っています。
 子どもって、本当にかわいいですね。
「えんちょーせんせーだ〜いすき」って言ってくれる子ども達から、毎日毎日元気と笑顔をもらい、私自身が園生活を楽しんでいます。
 菊の花幼稚園は、昭和28年から開園し、多くの園児が卒園しています。私も園児として過ごしたこの場所で、園長として子ども達と関わることができ、日々幸せをかみしめています。
大人になってから幼い頃を思い浮かべた時に「ふと浮かんでくる思い出の体験や風景」を原体験、原風景といいます。自分の幼い頃を思い出しながら、今の子ども達にも豊かな園生活を送ってほしいという願いでいっぱいです。
 私の幼稚園時代の思い出といえば、今の講堂が平屋だった頃、山から屋根によじ登り、保護者会の最中に屋根の上をミシミシと歩いていたとか…。園庭で土や砂とたわむれ、砂で作ったケーキに土と水を混ぜたチョコレートソースをかけ、葉っぱでかわいくデコレーション!!素敵なケーキ作りをするなど大変楽しく幼稚園時代を過ごしたことは、今でもしっかりと胸に刻まれています。
 時は移り、子ども達を取り巻く環境は、ずいぶんと様変わりしています。時代は変わっても「子ども達が楽しみに訪れる場」、「子ども達の力と豊かな心を培う場」として、子ども達の心にあたたかな原風景が刻まれるような、幼稚園を目指して努力を重ねていきたいと思います。

菊の花学園の沿革

京都の女子教育に注力し、明治36年に菊花女学校として設立。
昭和28年(1953年)に、菊の花幼稚園として再開、現在に至る。

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